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咲-Saki-で百合萌え 12局

咲-Saki-で百合萌え 12局
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咲-Saki-で百合萌え 12局










1 名無しさん@秘密の花園 sage New! 2010/01/10(日) 11:23:54 ID:gERM9PzU
ヤングガンガンにて連載中,テレビ東京系列で放映中。
小林立原作の作品、咲-saki-を題材とした
百合SS、百合妄想の為のスレです。尚、H描写の有無も不問です。
<前スレ> 咲-Saki-で百合萌え 11局
http://babiru.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1259497701/


1.次スレは970レスor480KB超を目安とし、宣言して立てて下さい。
2.他関連スレ及び関連サイトについては、下記スレ経由でどうぞ。
<原作スレ(現行)> 【小林立】咲-Saki-99巡目【ヤングガンガン】
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/comic/1261115282/
<アニメスレ(現行)> 咲-Saki- 342飜
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1262481477/

3.苦手なシチュ等については、スルーやNG等でご自衛下さい。
4.SSや妄想を投下して下さる方へ>
両性具有(ふたなり)や道具使用等をネタにしたSSは
NG指定推奨ワードを提示した上で投下して頂けると幸いです。
5.3局の732氏によるまとめwikiが作られました。
http://www12.atwiki.jp/sakiyuriyuri/pages/1.html


2 名無しさん@秘密の花園 sage New! 2010/01/10(日) 11:24:28 ID:gERM9PzU
■過去スレ■

咲-Saki-で百合萌え 10局
http://babiru.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1256207073/
咲-Saki-で百合萌え 9局
http://babiru.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1254459408/
咲-Saki-で百合萌え 8局
http://babiru.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1252640255/
咲-Saki-で百合萌え 7局
http://babiru.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1251172802/
咲-Saki-で百合萌え 6局
http://babiru.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1249890471/
咲-Saki-で百合萌え 5局
http://babiru.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1248327402/
咲-Saki-で百合萌え 4局
http://babiru.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1246344174/
咲-Saki-で百合萌え 3局
http://babiru.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1244471135/
咲 -saki- で百合萌え 2局
http://babiru.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1241971685/
咲【-Saki-】で百合萌え
http://babiru.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1214819176/


3 名無しさん@秘密の花園 sage New! 2010/01/10(日) 11:26:54 ID:gERM9PzU
書き込めなかった。。。
SSは一応アレで終わり。


4 名無しさん@秘密の花園 sage New! 2010/01/10(日) 11:55:33 ID:Rdy074Ko
GJ!!
そして>>1乙


5 名無しさん@秘密の花園 sage New! 2010/01/10(日) 12:38:35 ID:FyHm2eso
GJ!
照咲良かった

>>1乙


6 名無しさん@秘密の花園 sage New! 2010/01/10(日) 13:22:36 ID:HgQUvD8e
>>1乙

ところで咲のキャラスレに咲照が投下されてたけどどうする?
まとめwiki行き?
あと照スレにも咲照菫っぽいのが投下されてたけど


7 名無しさん@秘密の花園 sage New! 2010/01/10(日) 13:23:03 ID:trEbqpXF
1OTU!


8 名無しさん@秘密の花園 New! 2010/01/10(日) 14:13:48 ID:KNAUN2B8
いつの間にか新しいスレが


9 同志社女子大学卒業 昭和36年生まれ New! 2010/01/10(日) 16:47:34 ID:3khMOq3g


同志社女子大学卒業?昭和36年生まれ?
広島県福山市出身?医者の娘?
誰のこと?

奈良健康ランド
http://page.cafe.ocn.ne.jp/profile/narakenkoland






10 名無しさん@秘密の花園 sage New! 2010/01/10(日) 19:52:04 ID:O02ryRT8
あたしゃいつも通り>>1乙して大将に託しますよ


11 名無しさん@秘密の花園 sage New! 2010/01/10(日) 23:10:17 ID:BswtuMHc
>>3
GJ!
照、「小さくて可愛い」言い過ぎw


12 名無しさん@秘密の花園 sage New! 2010/01/11(月) 04:25:00 ID:Bjk3FgH6
>>3
GJ
久しぶりのネタじゃない咲照すげー良かった
咲も泣き虫で可愛いし照も優しいお姉ちゃんだし
できれば続編希望します


13 名無しさん@秘密の花園 sage New! 2010/01/11(月) 20:44:13 ID:PTFnqwA0
http://viploader.net/pic2d/src/viploader2d645863.jpg
http://viploader.net/pic2d/src/viploader2d645864.jpg
http://viploader.net/pic2d/src/viploader2d645865.jpg

これだ!これだよ俺が求めていたものは!



14 名無しさん@秘密の花園 sage New! 2010/01/11(月) 21:00:06 ID:hdb6qM4F
>>13
素晴らしい、とりあえず詳細教えてくれ


15 名無しさん@秘密の花園 sage New! 2010/01/11(月) 21:44:36 ID:fYuoHBIc
>>13
最後ののどっちの笑顔が素敵過ぎるな


16 名無しさん@秘密の花園 sage New! 2010/01/11(月) 23:23:51 ID:6fcXbcg7
>>15
姑じみてるな


17 名無しさん@秘密の花園 sage New! 2010/01/11(月) 23:36:15 ID:6fcXbcg7
>>3
ええのう、実にええのう
この状態から照がああなるのがちょっと予想できないが
一体なにがあったんだか


18 名無しさん@秘密の花園 sage New! 2010/01/11(月) 23:38:29 ID:TO1OjxAv
>>17
結局別れちゃったならそのショックでとかかな


19 名無しさん@秘密の花園 sage New! 2010/01/11(月) 23:56:28 ID:6fcXbcg7
あ、まとめwiki一気に更新されてる。更新した人乙
>>18
覆そうになったその瞬間、咲に裏切られてって言う展開だったら憎さ百倍だな、確かに


20 名無しさん@秘密の花園 sage New! 2010/01/12(火) 00:34:57 ID:MdGGNxaz
>>19
いやさすがにそれはないだろ


21 清澄照① sage New! 2010/01/12(火) 02:51:47 ID:dwQv08+B
つSS 前スレ744の続き 5レスほど 出演:照和(壊れ気味)、咲衣久まこ優希
百合分:すみません エロ:ごめんなさい ばか度:すごいぞ if話。いろいろスルー願います。

≪前回までのあらすじ≫
咲と衣が二人きりのお茶会!!
久から驚愕の事実を告げられた、”咲大好き”照と和は、急ぎ現場へと向かう。
この事態を予測していた久は、事前に斥候として優希を投入していた。
全てを見届けるべく、久はまことともに、照と和の後を追う。
何も知らない咲と衣。しかし咲は己に向けられた何かを感じ取る。
迫り来るのは果たして、守護の女神か愛憎の鬼か…って感じで、
↓スタート
**********************************
「if 照 in 清澄 ~妄想姉妹~2」

駅から少し離れた喫茶店に、こそこそと入っていく二つの影が…久とまこである。
「遅いじょー。こっちこっちー」 気づいた優希が、小声で呼び掛けた。
「ごめんごめん、ご苦労様。で、どう?様子は?…あれ?咲と天江さんだけ?」
奥の窓際の席に、咲と衣が座っていた。楽しそうに談笑しているようだ。
こちら側は、丁度観葉植物が遮蔽物となっているため、見つかる心配はなさそうだ。

「てる姉ちゃんとのどちゃんなら、まだ来てないじょ」
「どしたんじゃ、あの二人は。うちらよりも前に出よったのに」

* * *
「…お義姉さん……」 「………」
「てるお義姉さん…」 「………」
「道、間違えましたね?」

「…私に義理の妹などいない」 ぷいっ
「誤魔化さないでください!」 ポヨンッ
「だ、だって仕方ないだろう!そんな店、知らないもんっ!」 ぷいっ
「もんっ!じゃないですよまったくもう」 はぁっとため息をつくのどか。

「のどかだって何も言わずについてきたじゃないか!」
「自信満々で走ってくから、てっきり知っているものだと思ったんです!」
ここは、今、咲たちがいる店から見ると、丁度駅をはさんで反対側である。
住宅街の途切れるあたりで、目前にはのどかな田園風景が広がっていた。

(ふぅ、こういうところは姉妹そっくりですね。麻雀のときは怖いくらいクールなのに…)
「…何か言ったか?」 「な、何でもありません。さ、早く行きますよ!」
照は立ち止まったままである。下を向いてムスっとしている。妙に子供っぽい。

「? どうしたんですか?」 「…のどかは最近、すみれに似てきた。すぐ怒る」 ムスッ
「すみれって、弘世菫さんですか?」 弘世菫。風越女子の麻雀部3年生である。
福路美穂子と並び、伝統の風越の双璧と呼ばれ、県内では知らぬ者のない全国区の超強豪だ。
照とは中学時代の同級生であり、ライバルであり、大親友でもある。

…っていうか、菫が照に恋してるのは、周囲の人間にはバレバレなのだ。
気付いてないのは、当の本人、照くらいだろう。

(お義姉さんの清澄進学で一悶着あったとか聞いたけど、やっぱり仲がいいんですね…。
菫さんご苦労なさってるんですね…お察しします。でもそれがまた良かったりするんですよね
…はっ!菫さんがお義姉さんをしっかりつかまえていれば、私と咲さんは次の高みへと…)

「何をブツブツ言っているんだ?」 「はっ、い、いえ何でも!さ、行きましょう!」
和が照の手を取って、駆け出した。 「急がなくては、咲さんの唇が危険です!」
移動中も妄想していたのか、いつの間にかほっぺたの危機が唇の危機に昇格していた。
「おおっ、そうだった!咲っ!お姉ちゃんが行くまで、がんばるんだよ!!」
こっちもいろいろ脳内ストーリーが進展しているらしかった…。



22 清澄照② sage New! 2010/01/12(火) 02:53:45 ID:dwQv08+B
* * *
「来たじぇ」 「おっ、真打登場ね」 「うう、わしゃ心臓が痛い」ついに照と和が来た。
すばやく店内を見回すと、咲と衣を見つけ、衝立越しにすぐ隣の席へ座った。
咲は二人に背を向けた状態で、衣も話に夢中で、照たちに気付いた様子はない。

「へぇ、意外ねー。まっすぐ突っ込むかと思いきや…」
「きっと様子見だじょ。何話してるのか気になるんだじぇ」
「しかし隣の席とは。十分大胆じゃのう…」

「いらっしゃいませー。ご注文は?」 「「しーーーっ」」 人差し指を口に当てて諌める。
「へ?」 キョトンとするウェイトレスのお姉さん。
「ああいや、その、私はアールグレイ」 「ええと、オレンジペコ、お願いします」

「? かしこまりました。少々お待ちください」 二人につられて小声で言い、テーブルに
突っ伏すように身をかがめる照と和を不思議そうに眺めながら、お姉さんは厨房へ向かった。

* *
「…でもよく見つけたね、この本。ありがとう」 「なあに、龍門渕の書庫にあったんだ」
衣がふふんっと得意げに笑った。でもちんまい。

「ああ、『龍門文庫』!凄いねえ。いいなあ」
「そう良くもないぞ。埃っぽくてかび臭い。昼なお暗い巨大な洞穴って感じだな。で、そこに
こう、書架がずらーっと。奥のほうなど書画がぎっしりで、まさに盤根錯節って有り様だ」

「ふわー。ホントにすごいねえ」 「見てみたいか?来るがいいぞ。透華に頼んでおこう」
「いいの?嬉しい!」 ぱぁっと笑顔になる咲。
「ふふっ。もちろんだ。でもそんなに面白いものでもないがな。…出るっていう噂もある」
「えっ…で、出るってまさか…」 一転さーっと青ざめる。

「そう、ゆーれーだ。誰もいないはずなのに、蝋燭のような明かりが灯る。足音が響く。
暗闇の奥に佇む鎧武者、書架の間を滑る様に移動する謎の貴婦人…異界の住人たちが!」

「ひゃあっ!やだヤダやめてっ!」
「あはははは、すまぬ許せ。さきは怖がりだなー」
「もーっ、ころもちゃんのいじわる!…で、でもホントなの?」
「そういう噂があるのは本当だ。それらしき気配を感じることもある。が、見たことはない。
何、そう気にするほどのものでもあるまい」

「そ、それって要するに何かいるのはホントってこと?」
「だいじょぶだ!このお姉さんであるころもがついているのだ!安心立命、間違いなし!」
衣がふんぞり返って薄い胸をぽんっと叩いた。

(くっ、咲のお姉ちゃんは、私だけだぞ!…しかしこの流れは…) …妄想、開始ー。
「お姉ちゃん…」 「ん…。どうした咲。こんな夜中に」
「えとね、えっと…い、一緒に寝ていい?」 「ん?どうした、怖い夢でも見たのか?」
「昼間にちょっと、怖い話聞いちゃって…だめ?」 「ダメなものか。さ、おいで」
嬉しそうに布団に潜り込む咲。ぎゅっと抱きついてくる。
「えへへ、こうするの、なんだか久しぶりだね」 「そうだな。さ、安心しておやすみ」
「…お姉ちゃん、あったかい…」 ぎゅっ。
…妄想、終了ー。(よーし、よしっ!これだ!この流れだ!!ころも、グッジョブ!)

(そそそんなオカルト、ありえません!…だけど、この流れは…) …妄想、開始ー。
「うわ、すっかり遅くなっちゃったね…外真っ暗」 「そうですね。帰りましょうか」
「うー。のどかちゃんと別れたあとの帰り道が憂鬱だよ…」
「私も…。そうだ、咲さん、今日、家へ泊まりに来ませんか?」 「へ?いいの?」
「もちろんですよ。一緒にいて、たくさんおしゃべりしてれば怖くありません」
「うん、そうだね!じゃお言葉に甘えちゃおうかな、えへへ」 腕を組んでぎゅっ。
「はい。夜更かししちゃいましょ、うふふ」 あははははうふふふふ…
…妄想、終了ー。(これです、いけます!この流れに持っていく!!ころもさん、ナイス!)



23 清澄照③ sage New! 2010/01/12(火) 02:55:34 ID:dwQv08+B
「ときに、ノノカはどうしてる?息災か?」
「うん。元気だよ。のどかちゃんは人気者だから、最近は委員会とか忙しいみたい…」

ふっと目線を下げ、俯く咲。その様子を見て衣が訊いた。
「? どうした、何か気になることでもあるのか?ころもお姉さんに言ってみるがいい」
「でも…いいの?こんな話…」 「水臭い。何でも話せ。このお姉さんであるころもに!」

「うん、ありがと。それじゃあ…あのね、お姉ちゃんと、のどかちゃんなんだけど…」

「「!!」」 すわっ、衝立にへばり付くようにして、照と和が聞き耳を立てる。
「お待たせしま…あ、あのー、お客様…」 紅茶を運んできたお姉さんが固まる。
「「しーーーっ!」」 「……ご、ごゆっくりどうぞー」

「あーあー、なにやっとんじゃありゃ」 「ヤモリみたいだじぇー」
「ぷぷー、っく、くくくくっひー、く、苦しい、おなか痛いーまこー」
涙目になって笑いを堪える久が、まこの肩をぺちぺち叩く。
「ああもう、こらえんさい!…しかし、この状況…、あの二人が暴走したらすぐ出るけぇね、
出撃準備じゃ!」

「…あのね、二人とも凄く優しくて、私、一杯いっぱい甘えちゃってて…
でも最近こんなでいいのかなって。のどかちゃんは全中覇者、お姉ちゃんはミスインターハイ
なんて呼ばれてて。そんな凄い人たちが、私なんかをあんなに構ってくれて、…もしかしたら
わたし、二人の負担になってるんじゃないかなって…」

「ふむ、さきも十分凄いと思うがな。しかし、負担か…どうしてそう思う?」
「えっとね、たまに二人が言い争いみたいになったりするの。それってもしかして、私のせい
なのかなって思うの。私がいつもぐずぐずしてるから…」

「あはは、心配ない。二人とも咲が大好きなだけだ。各々が情緒纏綿といったところか」
「でも、二人がけんかとか、仲が悪くなったりしたら私…」

「言い争いなど、じゃれてるだけのこと。放っておけばよい。虚心坦懐」
「そう、かな…」
「そうだとも。それでも不安なら、素直な自分の気持ちを伝える努力をしてみればよいのだ。
けんかをやめてと一言言えば良い。独りで勝手に悩んでいても、何も変わらぬ」
「そっか…うん、そうだね。ありがところもちゃん。なんかすっきりしたよ。」

「…偉そうに言ったがな、ころもも同じなのだ。素直になれなくてうちの皆に迷惑を掛けた。
すぐそこに出口はあったのに、長くそれに気付けなかった。今は違う。もう壁は、ない」
「そうなんだ…でも、凄いなころもちゃん…。
今日はホントに、ころもお姉ちゃんって感じだよ。ありがとう」

「へっ!い、いや、そそそんな礼には及ばぬぞ。(ふぁーお姉ちゃんって呼ばれたー♪)」
照れる衣。年上として扱われることには全く慣れていないから、とても嬉しかったのだ。

衝立の向こうで、照と和が会話を交わす。
「…のどか、帰ろう」 「え?いいんですか、てるお義姉さん…」
「咲があんなふうに悩んでいたなんて…私は悪いお姉ちゃんだ…」
「そんな…私こそ…自分の気持ちばかり優先してました…」
そっと席を立つ二人。

「あらら~。無事収まりそうね」 「痴話喧嘩なし?出番なしでつまんないじぇ」
「何言うとるんじゃ。やれやれ、一安心じゃのう」

そのとき、衣の楽しそうな声が響いた。
「そうだ、さき、そっちのケーキ、一口もらっていいか?」
「え、うん、もちろん!……はい、あーん」 フォークに一切れケーキを刺して、差し出す。
「えへへ、あ~ん」 ぱくっ。



24 清澄照④ sage New! 2010/01/12(火) 02:57:40 ID:dwQv08+B
「「こらーーーーっ!!」」
「ひゃっ!えっ?お、お姉ちゃん?のどかちゃんも?どうしてここに?」
「はっはー、ようやく出てきたな。こそこそしおって。そっちの連中も出てきたらどうだ?」

「あちゃー。ばれてたかー」 「ぶ、部長!染谷先輩とゆーきちゃんも!」
「へへー。咲ちゃーん、ちーっす」 「いや、その、何かすまんのう」

「咲と間接キッス…衣、やってくれたな…」 「衣さん。それは、見逃せません…」
「ふふんっ。気に食わぬか?ならばどうする!」 

「「いざっ、尋常に!麻雀勝負!!」」

「えええっ?ちょっ待って、や、やめてみんな!」
咲は勇気を出して、止めようとした。やめてって、言えた。
そんな咲を後ろからそっと抱えて、久が言った。

「大丈夫よ、咲。ほら、よく見て御覧なさい。3人ともちょっと笑ってるように見えない?」
「え、…あ」 真剣な眼差し、煌々と光る双眸…。でもその口元は微かに笑みを湛えている。

「ね?これは遊びよ。純粋に真剣勝負という遊び。だったら」 咲の顔を見てニッと笑う久。
「思いっきり、楽しまなきゃ!」 ぽんっと強めに咲の肩をたたいた。

「さてどうする?部室に戻ろっか?
そうだ、まこ、部費で落とすから、ここのケーキ、ホールで買っといて!」

「戻るに及ばぬ。ハギヨシ!いるか?」 「はっ」 いきなり黒衣の執事が現れた。
「なななんじゃあ、どっから出た?!」 「うおっ!?び、びっくりだじぇ!!」

「ハギヨシ、聞いてのとおりだ。このものたちを招待する。透華に連絡と、手配を。
今日は夜通し龍門渕と清澄の対抗戦だ!」
「かしこまりました」 そう言うと執事は、残像を残しつつシュッと消えた。

「ええええええ?何じゃ?今のひと」 「透華の執事だ」 「ああ、あれが10日の羊さん」
「さきっ、書庫も見せてやる。後で探検と洒落込もう!」 「ええ!いやだってそこって…」

「さあ、面白くなってきた!みんな!気合入れていくわよ!」

突発的に麻雀大会、そして書庫探検…賑やかしく長い夜が始まろうとしていた。

でも、それはまた別のお話…。語るのは、別の機会に。

*****************
以上 読了感謝


25 清澄照 蛇足 sage New! 2010/01/12(火) 03:00:05 ID:dwQv08+B
はい、お疲れ様でした。ありがとうございました。

軽い気持ちで書いた小ネタがもとなんですけど、難しかった…。楽しかったけど。
勢いで書き上げるとか自分には無理だということがよくわかりました。
龍門文庫っていうのは「粗忽の系譜」っていう話で使ったネタです。
わかりにくいですね。何だそれと思った方、すみません。
別のお話END、使っちゃいました。すみません。結構好きなんです、あの締め方。
ホント難しかった。ifはもう多分やりません。設定はデフォルトに戻します。
続きがあるような終わり方なのにふざけんなって感じですが、続きの似たような話は
書くとしたらデフォルト設定でいずれもう一度やきなおすつもりです。それでは。


26 名無しさん@秘密の花園 sage New! 2010/01/12(火) 04:09:36 ID:xObExiVE
>>25
GJ!
ifは積み上げてる最中は面白いんだけどいざ書くとなると結構もにょるんだよね


27 名無しさん@秘密の花園 sage New! 2010/01/12(火) 06:43:35 ID:0BdVhEHJ
>>25
GJでした、乙
龍門文庫、何処かで聞いた覚えがあったのはその所為だったのかと納得。
こう言ったif設定も面白いと個人的に思うので、機会があればまた書いてみてください。


28 名無しさん@秘密の花園 sage New! 2010/01/12(火) 14:12:03 ID:xObExiVE
最強風越SSざっと作ってみたw
会話のみで読みにくいのは勘弁してください。
3レス


29 名無しさん@秘密の花園 sage New! 2010/01/12(火) 14:12:13 ID:xObExiVE
さぁ、大変な事になりました!
全中個人戦決勝最終卓!
ここになんの運命のいたずらか、長野県代表の二人、
原村和と宮永咲が揃い踏みだぁ!
しかも両者はここまで総合成績でぶっちぎりの一位と二位!
まさに直接対決のつぶしあい!ここで勝った方の優勝は確実だぁあああああ!

「原村和と宮永咲、両者は長野県での予選では一度も対戦してませんねぇ」
「えぇ、デジタルの化身原村和とまさにオカルトの域を凌駕した宮永咲。
 この対戦はプロの方々も注目されていたようですよ?」
「そういえば、宮永咲は現在インターハイニ連覇、個人戦負けなしの
 風越女子キャプテン宮永照の妹さんだとか。やはり血は争えませんねぇ」
「いや、この戦いは麻雀界の明日を切り開く一戦なのかも知れませんね」

「宮永選手、この戦いへの意気込みは?!」
「え、えと、お、お姉ちゃん!頑張るからね!」
「ありがとうございました!」

「原村選手、いかがでしょう、最終卓への意気込みなどお聞かせいただけませんでしょうか?」
「なにもありません。私には優勝するしか、道はないのですから」
「ありがとうございました」


30 名無しさん@秘密の花園 sage New! 2010/01/12(火) 14:12:16 ID:xObExiVE
「あら、美穂子。偵察?」
「久こそ。やっぱり気になるの?キャプテンの妹さん」
「それはそうよ。だってあの魔物の妹よ?いずれうちに入るんだから見ておかないとね」
「くすっ久ったら楽しそう」
「あたしとあなたとキャプテンと華菜と。そしてあの二人がうちに入ってきたらもう磐石ね」
「えぇ。風越が最強であることを、世界に知らしめることが出来るわ」
「あなたも相当楽しそうよ?」
「もう、久ったら!」

「参りましたわね」
「どうしたの、とーか」
「あの二人、私どものもとへ下って頂かないと、龍門渕の天下は来ませんわ」
「でも一人はあの宮永照の妹さんでしょ?無理だよ」
「衣に世界を見せてあげると約束しましたのに、またも長野で敗退とかありえませんわ!」
「ぼ、ボクも頑張るから!心配しないで、とーか!」

「そろそろ咲の試合だぞ?見なくていいのか、照?」
「咲の対局とか見ているだけで心臓が壊れちゃいそうだよ。お父さんが見ておいて」
「そうか…」
「それに…おそらくは原村が勝つから…」


31 名無しさん@秘密の花園 sage New! 2010/01/12(火) 14:12:18 ID:xObExiVE
終了~~~~!
トップは僅差で原村和!宮永咲、僅かに及ばずぅ~~~!!

「カンドラが乗れば逆転でしたね」
「それを狙って暗カンしたのでしたら、なんともギャンブラーですな」
「狙い通り嶺上開花。しかしドラは全く乗らないといういつもの結果でしたからね」
「いや、しかし最後まであきらめない姿勢は立派!勝った原村もさすがです」
「えぇ、決勝卓までは多少のミスはありましたが、この卓ではひとつのミスもありませんでした」
「まさにデジタルの化身、ですな」

「楽しかった!原村さん、また一緒に打とう!」
「宮永咲…あそこで暗カンした理由はなんです?
 逆転のためとはいえ、あそこは打ち回すべきだった。そうすれば次の局で…」
「うん…でもなんとなく見えちゃったんだ。勝てるって!悔しいけど、完敗だよ!」
「麻雀を楽しむ…わたしは勝つことにこだわりすぎて、そんな事も忘れてました…」
「原村さん、あなたとだったらどこまででも行けるよ!一緒に風越に行こう!」
「私にはユーキが…うん、そうですね。宮永さん、あなたとどこまででも行きましょう!」

「あらあら、抱きついちゃってお熱いわね」
「私と久の出会いみたいね」
「あら、私あんなことしたかしら」
「ふふ、久らしいわね」

「原村選手、優勝のご感想を!」
「宮永さん、優勝なんかよりもあなたに出会えたことがこの大会の最大の収穫です!
 愛してます!」
「あ、ありがとうございました!」


32 名無しさん@秘密の花園 sage New! 2010/01/12(火) 14:14:50 ID:xObExiVE
以上です
タコスカワイソスなのは仕様。


33 名無しさん@秘密の花園 sage New! 2010/01/12(火) 14:28:08 ID:rFhgDk1S
GJ!
照、部長、キャプテン、咲、和とかパねぇwww
そりゃ最強だわw


34 名無しさん@秘密の花園 sage New! 2010/01/12(火) 20:39:54 ID:QO9Vp7cJ
>>1おつん


35 ラブストーリーは突然に~製作の裏側~ sage New! 2010/01/12(火) 21:00:05 ID:ljNJKEim
部かじゅの続きを希望されてましたが、ある意味続きということで投稿させていただきます。
何やらしばらく規制が掛かっていたので投稿出来ませんでした。


36 ラブストーリーは突然に~製作の裏側~ sage New! 2010/01/12(火) 21:01:34 ID:ljNJKEim
正直驚いたよ。だって、あのゆみちんがだよ?
恋愛にはまるで興味ありませんって顔してるような奴が、自分から告白するなんて。
でもさ、私は思うんだよ。相手間違えたんじゃないかってさ。
私はてっきりモモに告白したんだとばかり思っていたから、もうちょっとで命が危なかった。いや、本当もうマジで。
ゆみちんとモモに交際記念に赤飯を渡したら、モモから普段存在さえも感じられないモモから黒い何かが見えたんだ。
私はこのとき悟った。モモには絶対逆らわないって。
だってあれ、本気で怖かったんだぞ!?
それからゆみちんに詳しく聞いてみると、相手は清澄の部長だってことが分かった。
まぁ、でも、ゆみちんが興味持つのも分からなくはない。あの打ち筋、正直私は翻弄される一方だった。
あんな悪待ちをするなんて、牌譜のデータとかでは見た事はあったが、まさか直接見るなんて思わなかったからだ。だからこそゆみちんは興味を持ったんだろう。
でも、私の考えが正しいなら、あんまりあの二人では恋人っぽくならない気がするんだ。
その考えは案の定、当たっていた。

「ゆみちん、付き合ってから会うどころか、一度も連絡してないってマジか?」

恋人っぽいとかそれ以前の問題だったか。

「何か問題だったか?」

あーうん。まぁ、あんまり連絡してないってのは予想してたから、そこまで驚かないけど。

「まぁ、付き合い始めたばかりなら毎日とは言わないけどさ、二日に一回くらいはメールとかするものじゃない」
「そうか?」
「うん。まぁ、ゆみちんがいいならいいけどさ」

これってモモ的にはかなりいい感じなんだろうな。
怖いから聞かなかったけど、凄い怒ってたし。

「センパーイ」

ああ、噂をすればってやつか。

「部室に居るなんてどうしたんっすか?もしかしてデートのお誘いっすか!?」

こう言う時のモモは本当に存在感がマイナスだなんて思えないな。

「モモ。今日の授業は午前中だけだから、久々に特打でもしようかと思ってな」
「あー、そうなんすか?でも、今日は部活ないんっすよ」
「ないのか?」
「はいっす。今日はムッキー先輩もかおりん先輩も用事があるとかで」
「そうだったのか。それなら仕方がないな。今日は帰るか」

帰ろうとするゆみちんを、モモは腕に抱きつき引き留める。

「せっかくだから先輩とお話ししたいっす。ダメっすか?」

上目遣いで見上げるモモは、私でもきゅんと思わずなるほど可愛い。
ゆみちんも少し頬を赤らめて、席に座りなおす。

「ああ、そうだな」

それから私は二人の会話を黙って聞いていた。
何て言うか、自分は存在しない気持でその場に居た。
適当に牌譜を見て、話し終わるのを待っていたんだけど、その話題には思わず聞き耳を立ててしまった。



37 ラブストーリーは突然に~製作の裏側~ sage New! 2010/01/12(火) 21:02:48 ID:ljNJKEim
「先輩、清澄の部長さんと付き合ってから一度も会わないなんてありえないっすよ!?」

そうだモモ言ってやれ。

「しかも連絡すらしないなんて、ダメっす!」

私だったら毎日連絡するぞ。

「先輩今日は予定がないんっすよね?」
「ああ」
「なら今すぐ清澄の部長さんに会いに行くっす!」
「会いに行く用事がないのにか?」
「このチケットをあげるっすから、今すぐ清澄の部長さんに会いに行ってください!」

あれ?モモは二人の交際に反対していたんじゃ?

「これは?」
「映画のチケットっす。ほんとは先輩と見に行こうと思ったっすけど、そう言うことなら話は別っす!!」

そして、ゆみちんにデートの秘策とやらを伝授してモモは送り出した。

「モモ」
「なんすっか?元部長さん」

私の名前覚えてないのかな?

「なんでゆみちんにあんな事言ったの?」
「あんな事?」
「清澄の部長とうまくいくようにしただろ」
「ああ、その事っすか」
「モモはゆみちんが好きなのに、なんで応援するような真似をするんだ?」
「……別に応援した訳じゃないっすよ」
「誰がどう見ても、応援したようにしか見えないと思うけどな~」

出なければ、何か企んでいるのか?

「加治木先輩が恋愛体質じゃないのは、最初から分かっていたっすから。ただ、あそこまで反恋愛体質の人も珍しいっすけど」
「それは言えてるなー」

だてに高校三年間一緒に居た訳じゃないから、ゆみちんの恋愛記録は多少知っている。

「ゆみちんは付き合っても、自分から距離を縮めようとはしないし、相手が浮気をしようが約束をすっぽかそうが怒らない」

そう言うのは大人と言うよりは



38 ラブストーリーは突然に~製作の裏側~ sage New! 2010/01/12(火) 21:04:26 ID:ljNJKEim
「まるで興味の持てない子供っすよね」
「だなー」

まさにその通り。

「先輩優しいっすから、基本的には紳士的な態度でデートとか過ごせると思うっすけど、特に恋人って気はしないっすね」

そうそう。特別って気がしない。

「先輩と付き合う人は間違いなく毎日不安に過ごす事になるのは明白。それは将来の私になりかねないっす」

はい?モモ?

「あの、モモさん」
「何っすか?」
「どういう意味でしょうか?応援してたんじゃ?」
「応援なんてしてないって言ってるじゃないっすか」
「じゃあ一体さっきのは」
「清澄の部長さんには悪いっすけど、先輩の練習台になってもらうっす!」
「すいません。よく分からないんですけど」
「先輩の反恋愛体質を克服するのは容易ではないっすけど、それを意識する事で幾らかマシになるはずっす」

なるほど。確かに。ゆみちんは自覚がないからあれだけど、自覚させれば改善される可能性は高い。

「だけど付き合っている相手からそれを言われてやるのは結構精神的に疲れるっすから、今のうちに先輩を自分好みに清澄の部長さんを使って育ててみせるっす!!」

ああ、ある意味効率のいいやり方だ。
付き合ってったらお互い遠慮して言えない事もあるけど、友人とかなら遠慮せずにあーしろこうしろって言えるもんな。
それで、実行してくれるなら自分の番の時要求しやすいし。
ん?自分の番?

「モモ、ゆみちんの事諦めたんじゃ?」
「そんな事ある訳ないっす。今は清澄の部長さんに貸すだけっす。隙あらば返してもらう予定っす」
「そっか」
「それに清澄の部長さん。もしかしたら不幸な事故が起こるかもしれないっすし、ね?」

怖い!怖すぎる!何だ!?あの黒いモヤモヤしたものは?
モモの背後からどんどん出てくる。
不幸な事故ってそれを使って何かする気じゃ……考えるの止めよう。
私はそこで思考を停止させた。
これ以上は恐ろしくて考えたくもなかった。

「モモ、この間はありがとう。おかげで上手くいったよ」
「それは良かったっす。またいつでも、聞いてください」
「そうか?ありがとう。実は聞きたい事が――――」

嬉しそうにデートコースやイベントの日の事を話すゆみちんとモモ。
そのモモのお尻辺りには黒い尻尾が見える。




39 ラブストーリーは突然に~製作の裏側~ sage New! 2010/01/12(火) 21:04:47 ID:ljNJKEim
「色々参考になった。また相談に乗ってくれ」
「はいっす。何時でも相談に乗るっすよ」
「ゆみちん。そろそろ、五限始まるよ」
「ああ、すまない。蒲原。じゃあなモモ」
「またっす」

教室へと向かう途中嬉しそうなゆみちんを私は直視できない。

「そんなにデートはうまくいったんだ?」
「ああ」
「そっか」

私はゆみちんに言えなかった。
だって、幸せそうなゆみちんと、背後に黒い何かを背負ったモモがあまりにも怖かったから。



ああ、親友よ。出来れば永遠に君が幸せであるように。




40 ラブストーリーは突然に~製作の裏側~ sage New! 2010/01/12(火) 21:07:45 ID:ljNJKEim
モモはそう簡単にかじゅをあきらめない!
というのが私の希望です。
でも、ピクドラをみる限り婚前旅行まで済ませた二人だし。
これで次回部キャプだったら言うことなしなのに。


41 名無しさん@秘密の花園 sage New! 2010/01/12(火) 22:43:51 ID:wrOP1Evi
>>40
GJ!
モモしたたかだなwなーんか考えてると思ってたがそうきたか!
面白かったっす


42 名無しさん@秘密の花園 sage New! 2010/01/12(火) 23:34:14 ID:sS+b1lpT
>>32
GJ!ちっとも百合っぽくないwが、wktkした


43 名無しさん@秘密の花園 New! 2010/01/13(水) 00:46:13 ID:LnVHyo8P
遅くなったけど>>1乙せずにはいられないな
それと
面白かったので>>40GJせずにはいられないな


44 名無しさん@秘密の花園 sage New! 2010/01/13(水) 01:08:07 ID:fID3OznQ
GJ!w
蒲鉾可愛いwモモこわいw


45 あs New! 2010/01/13(水) 13:04:38 ID:aRz5a7Po
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/12393/


46 名無しさん@秘密の花園 sage New! 2010/01/14(木) 09:07:05 ID:FhvEpgDZ
福路美穂子 さんについて1000人にインタビューしてきました。
ttp://nashimoto.hanihoh.com/r/?k=100112nfjv4b4c8c251e1cc

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